BCNR33

ル・マン参戦にともない、FIAのレギュレーション「GTマシンには必ず市販モデルが存在しなければならない」。この理由により、わずか1台だけが生産された幻のGT-R。
サスペンションまわりは手を加えられたが、モノコックボディ、エンジンなどはそのまま。駆動方式は4WDではなく、FRとなっていた。

400馬力というスペックがモデル名の由来となっている。搭載エンジンはN1耐久レース仕様のRB26DETTをボア＆ストロークともに拡大したも。冷却系も大容量、大型化し、足回りは専用スプリングにビルシュタインダンパー、ブッシュ類も強化パーツを使用している。
生産台数99台、1200万円で販売されたモデル。

ル・マン24時間レース参戦記念として販売されたモデルで、標準車ベースとVスペックベースが販売された。ボディカラーはどちらもチャンピオンブルー。専用ステッカーやエアインテーク付フロントバンパー、フードトップモール、カーボンセンターリアスポイラーなどを装着していた。

「大人のための国内最高性能4ドアスポーツセダン」として登場。スカイライン40週年を記念したモデルでもある。エンジンや駆動系はGT-Rと同じで、4ドア化にはセダンベースではなくGT-Rのフロアパネル使用している。前後のブリスターフェンダー、リアドア、リアシートも専用設計。

生産ヒストリー

前期

1995年1月6日　販売開始

中期

1996年　ル・マン参戦用ホモロゲーションモデル生産
1996年1月22日　マイナーチェンジ
1996年1月23日　限定車NISMO 400R登場
1996年5月21日　限定車LM Limited登場

後期

1997年2月3日　二回目のマイナーチェンジ
1998年1月16日　オーテックバージョン40thアニバーサリー発売

生産台数

標準車　9871台

Vスペック　6551台（N1ベース仕様含）

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